岡山市中区の「八鍵不動産」では、空き地の有効活用のご相談も承っております。

日本の場合、昔から土地に対する信仰は根強く、先祖から受け継いだ土地を大切に持ち続けたいと考えている方は多いもの。そして大切な土地を自分の子どもや孫たちに引き継いでいきたいと考えている方も少なくないでしょう。

しかし、土地を有効活用せずにそのまま持ち続けることは、損することになりかねません。毎年固定資産税や都市計画税がかかるだけでなく、雑草処理など定期的なお手入れにも経費がかかります。

使っていない土地を思い切って売却することで現金化でき、それを元手に新たな事業を始めるといったように様々な選択肢が広がります。超低金利が続く今こそ、持ち続けているだけでは何も生み出さない土地の有効活用を考えてみましょう。

手続きが面倒で、「持分」で相続される方がいます。
共有者全員の意見が一致しないと、売却や活用が難しくなる場合がありますので、ご注意ください。

空き地の活用法として、建物を建てずに活用する方法があります。初期投資がほとんど必要ないので、その地域でのニーズがあればすぐにでも始められ、収益も期待できます。具体的な活用例としては駐車場や資材置き場、コンテナハウスなどが考えられるでしょう。

駐車場経営の場合、月極駐車場とコインパーキング（時間貸し駐車場）があります。建物を建てにくい変形地や狭小地でも活用可能です。ただし、アパートなどの賃貸経営に比べると収益性は低くなります。

そのほか、建築資材置き場や重機の保管場所として貸し出したり、トランクルームを設置したりする活用法も考えられます。ただし、節税や相続税対策としては期待できません。

空き地の活用法としては、店舗などを運営する事業会社に土地を貸し出して、その事業会社に建物を建築してもらい有効活用するという方法があります。

土地を借地として貸す場合、借り主が建物所有を目的として建物を建てていると、土地の持ち主が自分のために使いたいと思っても自由に使えません。このため貸している土地の評価額は低くなり、固定資産税の軽減につながります。

なお、いずれ土地を返してもらいたいと考えている場合は、定期借地契約にしておく必要があります。契約期間が終われば土地返還されるので安心です。ただし、定期借地契約の場合は、地主にとってメリットの大きい分、税制上のメリットが少なくなる傾向も。

このようにどのような契約をすると税制上のメリットがあるのか、また土地が確実に戻ってくるかなどケースバイケースです。あらかじめ専門家に確認して、納得いく方法を選びましょう。

土地の活用方法として、もっとも高い収益が見込めるのが、アパートやマンション、貸しビル、貸店舗の経営です。ハイリターンが期待できる分、まとまった初期投資が必要になります。

アパートよりもマンションのほうが高い賃料を期待できますが、建設費は割高に。周辺地域のニーズを見きわめて、アパートにするか、マンションにするか検討するとよいでしょう。

アパートやマンションなど居住用の建物を建設する場合、税制上のメリットも大きくなります。更地に比べると、住宅用地では固定資産税が最大6分の1に、都市計画税が3分の1に軽減されます。賃貸経営が面倒という方は、専門の管理運営会社に委託することも可能です。

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